今日は、タイヤ交換を自分でやるときの神アイテムのご紹介。
その名は「BAL クロストルクレンチ」
これ、結構値が張るんですが、メチャクチャ便利。
作業の精度、早さのどちらにも貢献してくれます。
タイヤ交換に必要な「十字レンチ」と「トルクレンチ」を一つで兼ねる=道具が少なくてすむ
タイヤ交換をDIYで行うデメリットの一つとして、道具が邪魔ってのがあります。
油圧ジャッキ、十字レンチ、トルクレンチ、エアコンプレッサーといった全て自分でやろうと思ったら基本的にこの4点セットが必要です。より安全にやるならこれらに加えてウマも必要ですね。
もっとも、最低限の道具でやろうと思えば、車載ジャッキと車載レンチだけでもやれないことはないです。
自分もそうしていた時代ありますし。
ただ、こうした最低限の道具だけでタイヤ交換を行うには、そこそこ大きいリスクを背負うことになります。
車載ジャッキは不安定で危険ですし、同じく車載レンチも使いやすい形状とは言えず、必要以上に強い力が必要になります。締め付けトルクもわかりません。
よって、やはり自分でしっかりとタイヤ交換をするには、適切な道具を所持していなければなりません。
したがって、これだけの道具を所持するということは、道具をどのように保管するか、ということも考慮しなければならないわけですね。
今回紹介するクロストルクレンチは、その点、非常に優れており、2つの機能を一つの道具に持たせることができ、且つ、非常にコンパクトに収納することができます。
複数のメーカーに対応できる17・19・21mmのソケット付き
Apple iPhone 14 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/99 sec, ISO200)
BALのクロストルクレンチはソケットが3種類が付属していて、17・19・21mmに対応します。
タイヤナットはメーカー・車種によって異なりますが、多くの車種で六角形の二面幅がこの3種類ですので、大半の車に適合します。
トルクレンチの対応トルクは70〜170N・Mと軽自動車から普通自動車まで対応
Apple iPhone 14 Pro (6.86mm, f/1.78, 1/60 sec, ISO125)
多くの車において、ホイールナットの規定締め付けトルクは10K・M前後となりますので、大半の車種に使用できます。
基本的にはパワーのある車、重量が大きい車になるほど、必要トルクが大きくなる傾向にあり、本製品ではランドクルーザーなど一部車種には対応していないので注意が必要です。
もっとも、高い締め付けトルクが必要な車は六角形ナットの2面幅が14mmのものが多いので、本製品はそもそも非対応ですが。。。
実際に使ってみた
Apple iPhone 14 Pro (6.86mm, f/1.78, 1/60 sec, ISO100)
クロスレンチ形態
Apple iPhone 14 Pro (6.86mm, f/1.78, 1/121 sec, ISO125)
実際の使用シーン。
通常のクロスレンチと同様に使うことが出来るので、ナットを緩めるときにはこの形態を使用します。
この形態で使う時は、↓を見ての通り、グリップ部分を軸にくるくる回すことができ、緩めたナットを一気に外すことが出来るので、メチャクチャ便利です。
一つだけ注意点があるとすれば、取っ手部分となるバーが、トルクレンチとして使用する兼ね合いで、かなり長めとなっており、タイヤの外形が小さい場合は地面と接触する可能性があります。
ちなみに、僕の車はタイヤが195/45/17というサイズで外形が605mmあるので、地面と数センチ余裕がありました。
トルクレンチ形態
Apple iPhone 14 Pro (6.86mm, f/1.78, 1/121 sec, ISO200)
トルクレンチとして使う場合はこのような形状となります。
ギミック的に強度がなさそうに見えますが、使ってみた感じでは必要十分な剛性感がありましたので、問題はなかったです。
ちなみに、トルク設定は柄についてるダイヤルを回すことで設定できます。
Apple iPhone 14 Pro (2.22mm, f/2.2, 1/60 sec, ISO250)
コンパクトに収納できる便利なケース付き
Apple iPhone 14 Pro (6.86mm, f/1.78, 1/121 sec, ISO50)
このクロストルクレンチは、専用ケースが付属します。
僕の場合、これが購入の決め手でもありました。
この手の道具は基本的に1年に2度のタイヤ交換でしか使うことがないため、基本的に倉庫に眠りっぱなしになります。
本製品は、ソケットなど複数のパーツがあるため、こうしたケースがないとパーツを紛失しかねません。
また、収納時は画像を見ての通り、非常にコンパクトに格納されます。
場所を占有しないのは結構ありがたいです。
車に積み込む時にも同様、コンパクトなのは非常に助かります。
まとめ
価格はAmazonでも7,000円前後と比較的高額です。実店舗なら9000円は固いです。
トルクレンチとクロスレンチを別々に購入したほうが確実にコストパフォーマンスは良いです。
ですので、先程述べたような「収納性」「機能性」にメリットを感じるのであれば、この製品はかなり「神」なアイテムではないでしょうか。
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