万能型バックパック「AER Flight Pack 2」レビュー

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ビジネスにもカジュアルにも使える万能型リュック、AER Flight Pack 2をレビューしていこうと思います。

このリュックの特徴はスマートに必要な機能をすべて詰め込んでいるという点です。

ノートパソコンスリーブ、小物の仕分け、サイドポケット、そしてシンプルで公私両面で使えるデザイン性、縦・横両持ち可能なハンドル、リュック形態・ショルダー形態の切り替えなど、いずれも高いレベルに仕上がっています。

一方で、全てを両立させた反面、各要素が80点主義となっているため、細かなところに手が届かない部分もあります。

ruby
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今回はそんなAER Flight Pack 2について、細かくご紹介していきたいと思います。

スマートな外観。純粋にカッコいい

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO250)

このリュックは見た目が純粋にカッコいいです。

黒一色かつ無駄な凹凸が無く、シンプルで飽きのこないデザインでありながら、機能面においては全部盛りで、ほとんどスキがありません。

リュックの素材も丈夫なバリスティックナイロンが使用されており、耐摩耗性にも優れています。僕は2年ほどこのリュックを使いましたが、劣化といえる劣化はほとんど無く、非常に良い状態を保ち続けています。

小物を仕分けるコンパートメントの使い勝手は最高

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/67 sec, ISO125)

AER Flight Pack 2をはじめ、AERのリュックは小物の仕分けスペースが丁寧に作り込まれています。

リュック前面をフルに使用したコンパートメントは小さなポケットがいくつも用意されており、さらにジッパー付きポケットも備わっています。

各ポケット(ジッパー付きポケット除く)には紐ゴムによるストッパーが内蔵されているため、リュックを横持ちした場合でも、リュック内部に荷物が散乱しないよう工夫がされています。

僕自身、様々なメーカーのリュックを使ってきましたが、小物の仕分けに関しては、AER製のリュックが最も優れていると思います。

トップポケットの使い勝手が極めて良好

iPhone 13 Pro (1.57mm, f/1.8, 1/60 sec, ISO320)

AER Flight Pack 2には縦持ちのハンドル横に、小さめのポケットが付いています。

このポケット、そこそこの大きさがあるため、頻繁に出し入れをする財布やスマホ、定期券などをサッと取り出すことができます。

また、ポケットの深さが浅めに作られていることも◎で、深さがない分、リュックの奥まで手を突っ込む必要がありません。

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/67 sec, ISO125)

似たようなポケットがついているリュックは他メーカー含め色々ありますが、このフライトパック2のトップポケットの使い勝手は頭一つ抜けている感じです。

サイドポケットのドリンクホルダーは深さ・ホールド性ともに良好

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO125)

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO200)

フライトパック2には片側だけサイドポケットが付いています。

普段はジッパーにより格納されていますが、仕様時はジッパーを開放することでドリンクホルダーを使用することができます。

ホルダーには、ゴムが内蔵されているため、かなり細いものでもしっかりとホールドでき、ペットボトルはもちろん、細めの折りたたみ傘でもしっかりと固定してくれます。

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO320)

また、素材自体もメッシュの通気性の良いものが採用されているため、濡れているものを差し込んでもすぐに乾きます。

ショルダーバッグ(横持ち)スタイルでも違和感が殆どない

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/121 sec, ISO125)

2WAY・3WAYのリュックは他メーカー含め様々な製品がありますが、AER Flight Pack 2は縦持ち(リュック)がベースでありながら、ショルダー持ち(横持ち)しても、違和感がほぼありません。

しかも、リュック時に使用するベルトは完全に格納することが可能です。

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/80 sec, ISO125)

一般的に3WAYリュックは、デザイン的に縦使いを基本としているため、横持ちをした際は無理矢理感がでます。

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO250)

よく「ブリーフケースとしても使えますよ!」と謳っているリュックを見かけますが、多くの場合でブリーフケースとは言えない無理なスタイルだと思います。

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/121 sec, ISO64)

また、横持ちする際のベルトもしっかりとしたパッドが付いており、横持ちが本職のバッグと同等の背負心地となっています。

前面下部ポケットは止水ジッパーで電子機器の格納に便利

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO250)

フライトパック2は前面下部にも大きめのポケットが付いています。

500mlペットボトルが縦にギリギリ入らないくらいの深さがあり、さらに止水ジッパーとなっているため、充電器やケーブルなど電子機器を収納してもいいと思います。

残念な点

フライトパック2は非常に優秀なリュックですが、いくつか不満点もあります。

① リュックの自立は内容物次第

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/65 sec, ISO125)

このリュックは、中身が空の場合はほぼ自立は不可能です。

中身をバランス良く入れた場合は自立できますが、それでも若干気を使って置いてあげないと倒れてしまいます。

僕はかばんの骨というリュックの形状を安定させるグッズを使っていますが、それでも安定して自立させることは難しいです。

また、横持ちをした場合も同様に自立は難しいです。

横持ちした場合、底面になる部分には先程紹介したドリンクホルダーが付いているため、より不安定感を増します。

② 横持ちした時にドリンクホルダーが使えない

これは3WAYであるが故にどうしようもないことではあるのですが、横持ちしたときにはドリンクホルダがー底面にくるため、使えないことはないですが、かなり使いにくいです。

ですので、横持ちの際にはメインコンパートメントにドリンクを入れざるを得ないと思います。

同様に折りたたみ傘についても、傘のケースにしまった上で、メインコンパートメントに入れることになります。

まとめ:AER Flight Pack 2はリュックベースの3WAYとしてはかなりの完成度

iPhone 13 Pro (5.7mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO250)

若干の不満点も述べましたが、基本的にリュックとして使うことを考えると、ほぼ不満点はありません。

唯一不満な自立しない点についても、他のリュックと比べると全く自立しないわけでは無いですし、かばんの骨などを活用すればある程度自立してくれるため、大きな問題点とは言えません。

見た目がかっこよく、機能的で、しかも高耐久というオールマイティなリュック、それがAER Flight Pack 2です。

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価格的にもこの手のリュックとしては平均的な価格だと思いますので、万人におすすめできるリュックだと思います。

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