Tumiのリュックって正規品だと10万円前後するものが多いですが、海外アウトレット品や並行輸入品だと正規の3〜5割くらいの価格で買えるんです。
僕は今までtumiの正規品のリュックをいくつか購入してきましたが、やはり正規品は価格が高いので、この度、海外アウトレット品に手を出してみることにしました。
結論としては、
機能性は問題ないけど、細部の造りこみは正規品より劣る！
です。
流石に価格が価格だけあって、正規品の4割落ちくらいのクオリティかなーっと個人的には思いました。
とはいえ、機能的には正規品と変わりませんし、正規品と並べて比較をしない限りは、それほど気にならないのでは無いかと思います。
個別に見ていきましょう！
正規品と変わらないところ
素材は正規品と同じものが使われているっぽい
リュックの外装に使われているバリスティックナイロンや、内張りの布などは、正規品と同じものが使われていると思います。もちろん、素人目線なので、絶対とは言い切れませんが、見た目的にも触った感触的にも正規品と全く変わりません。
持ち手の革張りについても、正規品と同等のクオリティでした。
また、荷物を何も入れていなくても自立できるので、バランスも悪くない感じですね。
ジッパーの開閉の滑らかさもほぼ正規品と同じ
ジッパーの滑らかさについては、正規品と同等と言って問題ないと思います。使われている素材もクオリティも変わりません。
ただし、後述する形状の歪が大きい場合や縫製精度の低さによりスムースに開閉出来ない場合がありますので、ご留意ください。
正規品と比べて劣る部分
パーツごとの採寸が正規品と比べて歪となっている
海外アウトレット製品の販売ページを見て分かるとおり、海外アウトレット製品は全体的に歪んでいます。
正規品の場合、すべてのパーツが正確に採寸されており、見事なシルエットを確立していますが、海外アウトレットは特に外装と内張りの間に位置する型（骨格）となる素材の精度が低いことが、この歪みにつながっていると思います。
各パーツの取り付け位置が不正確で左右対称の形となっていない
海外アウトレットは製品を正面から見た時に左右対称になっていないです。
例えば、↓の画像を見ていただければ分かりますが、リュックのショルダーベルトの取り付け位置が左右で明らかに違います。
もっとも縫製の強度自体は、問題ないように感じます。しっかりと縫い付けられています。
また、ジッパーの取り付け位置も、本来左右同じところまで下げられるはずですが、若干右側の方が低い位置まで下げられる様になっています。
機能や背負い心地に影響が出るレベルではないですし、言われなければ気付かないレベルかと思いますが、2万円以上のお金を出す価値があるかどうかは、評価が分かれるところかと思います。
縫製の精度が低い
海外アウトレットは縫製の精度が低い箇所がいくつか散見します。
すべて箇所の精度が低いわけではなく、一部の精度が低いといった感じです。
特に気になる部分としては、折り目が付く部分の縫い目ですね。
内張りの縫製精度の低さについては、見た目的には全く問題ありませんが、結果として若干内張りの縫い目が外側に出ることで、ジッパーの開閉に干渉しやすくなっているなど、機能に影響がある箇所があります。
また、外装の縫い目については、折り目が付く部分ということもあり、左右で布の折れ方が変わってしまっています。こちらについては機能的には問題ないものの、見た目的に不格好になってしまうので、残念な点ではあります。
tumiのトレイサープログラムに登録できないことがある
インターネット上でも書かれているとおりでした。
僕の購入したものは、トレイサー登録はできませんでした。
試しに登録しようとしたところ、エラー表示となりました。
中には登録できるものもあるようですが、確実にトレイサー登録したい方は正規品の購入一択になりますね。
まとめ：正規品と比べれば見た目や性能が一部劣るものの、ぜんぜん使えるレベル
結論としては、価格を考えれば全然アリって感じです。
このtumiのサーチという製品は、フリマサイト（メルカリやラクマ）で海外アウトレット品を25,000〜30,000円で購入したものですが、正規品だと税込み96,800円もする高額商品です。
これまで紹介した正規品と比べて劣る点と価格の安さを考慮しても、購入する価値は全然あると思います。
少なくとも機能的には問題ありませんし、見た目にしても正規品のクオリティが異常に高いだけで、一般的なリュックと比べればtumiのアウトレットも全然負けていません。
見た目は正規品よりも大きく劣りますが、TUMIのリュックを初めて体験する人におすすめです。
コメント